こんにちは!店長の裕一です。
さて、今回は7月の釣りを振り返ります。
5月、6月と魚は釣れないわ、発作は起きるわで散々な目に遭い、正直「今シーズンはもういいかな…」と思っていた矢先に、救世主が現れました。
この方は私が通っている美容室の店長、トモさんです。畑、山菜採り、燻製、魚釣り等アウトドアに関して知らない事は無いんじゃないかってくらい凄い詳しいです。
散髪に行った時に5、6月の事を話したら「明日釣りに行くから一緒に行くかい?」とお誘いを受けたのです。魚に飢えている私が断る訳がありません。「いいんですか!?行きます!!」即答です。
トモさんの船です。全長23フィート(約7m)と裕徳丸の倍近くあります。これだけ大きければどこでも行けちゃいそうです。
船は黄金漁港に係留してあるので、簡単に沖へ出ることが出来ます。トモさんはほぼ毎日沖に出ているのだそうです。羨ましいです…。
いよいよ出港です!トモさんの話では「絶対釣れるから大丈夫だよー♪」との事なので胸が高鳴ります!
ポイント付近に到着するとイルカ達がお出迎えをしてくれました!イルカがいる時は釣れない事が多いのでちょっと心配です…(^^;)
エサのチカを丸ごと1匹付けて仕掛けを下ろします。ちなみに仕掛けとオモリは全てトモさんの手作りです。ターゲットは「北海道の鯛」と言われる高級魚「ソイ」です。
仕掛けを下ろして数分後、トモさんの竿が根元から曲がる程の大きな当たりが!!上がってきたのは…
大きなクロソイです!こんなサイズを見たのは初めてです。
測ってみると63cmありました!重さも2.8kgのモンスタークロソイでした。こんなのが噴火湾の、しかも黄金の沖にいる事に驚きました。トモさん凄い!
私もトモさん程ではありませんが40~50cmのクロソイを次々と釣り上げる事が出来ました。あの引きは一度経験するとやみつきになっちゃいますね(笑)
トモさんの釣り仲間が伊達漁港沖でカレイ釣りをしているとの事なので移動します。船が大きいので移動も快適です♪
カレイの仕掛けもトモさんのお手製です。「エラコ」という虫エサを使いますが、このエラコもトモさんが海で養殖しています。とにかく何でも自分でやってしまうトモさんは本当に凄いの一言です。
序盤は当たりが無く、「やっぱりか…」と思っていると「ガツン!!」と強い当たりが…
念願の良型マガレイがダブルで釣れました♪
トモさんの釣りと私達の釣りの差はアンカー(錨)でした。私達は海底に下ろすアンカーを使っているので船は完全に停止しますが、トモさんは潮の流れに船を同調させる「シーアンカー」と言う、海底に下さないタイプのアンカーを使っていました。定置網等の障害物がまわりに無い事、潮流の速い時等には使えないというデメリットもありますが、確かにこの方法だといつかは魚のいるポイントまで辿り着きます。今回、カレイのいるポイントはシーアンカーで見つけ出しました。ちなみにこのシーアンカーも自作だそうです。
そんなこんなでやっと42cmのマガレイを釣り上げる事ができました!感無量です(T_T)
そして、トモさんが何故か一本だけ出していたソイ用の仕掛けに反応が…
測ってはいませんが50cm近くある磯カジカが釣れました!
「この先にホタテの桁を支える重りが沈んでるから、根魚がいるかと思って一本だけ出しといたのさー!」との事です。まるで海底が見えている様です。
トモさん、この巨大なイソギンチャクは狙って釣ってま…せんよね(^^;)
私のカレイ釣りの釣果です。写真では少なく見えますが、32枚あります♪もう大満足ですv(^^)vトモさんが釣ったクロソイもご好意で半分以上頂き、結局クーラーBOX2つ分にもなりました!大漁です(^^)
釣りを終えた後、ニラを頂けるという事で、無類のニラ好きの私はトモさんの畑へ向かいます。ジャガイモの花が見事に咲いていました。毎年台風や大雨で大きな被害を受ける農作物ですが、今年こそは順調に収穫時期を迎えて欲しいですね!
自宅に戻り、干物を作ろうとカレイを干網に入れたらチャックが壊れました…。クリップで応急処置をしましたが、全然意味がないですね…(^^;)多少ハエにタカられましたが、その分(?)美味しかったです♪(笑)
今回の釣りで操船のしかたや航路の事、釣り方や魚の習性など、色々な事をトモさんから教わりました。魚は「偶然釣れる」のではなく「狙って釣る」という事も実感しました。そして自分がいかにまだまだだと言う事も痛感した1日でした…。
余談ですが、社長にパラシュートアンカーの話をしたら、その次の日に購入していました。行動が早いですね…(^^;)あとは大きい船を買うだけですね!社長!!(^^)b
今回熱中症になりかけながらも色々連れて行ってくれたトモさん、本当にありがとうございました!!
父(社長)以外にもう一人、私に師匠が出来ました♪
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